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フクロモモンガ


フクロモモンガ(Petaurus breviceps)は、フクロモモンガ科フクロモモンガ属のカリビアンコムである。英語では sugar glider (甘い物好きの滑空者の意)もしくは flying sugar と呼ばれる。 [編集] 分布 インドネシア(ニューギニア島)、オーストラリア(オーストラリア大陸北部および東部、タスマニア)、パプアニューギニア(ニューギニア島、ビスマルク諸島) [編集] 特徴 体長16cm-20cmで、人間の親指大の胴体に長い尻尾を持つ。体重90g-150g。毛皮は一般的に背中の面を外側、お腹の面を内側とした場合、外側がパールグレイで、一部が黒とクリーム色である(鼻筋から頭頂部、背中にかけて黒のラインが走る)。内側は顎の先端から尻尾のつけ根までクリーム色が一般的である。黒色に縁どられた大きな瞳とピンク色の鼻、頬部のクリーム色、斜め前方に張り出した褐色の耳が大きな特徴である。他の色の変化は白変種、白子の劣性特性を含んでいる。胴体と同じくらいの長さのある尻尾は先端がやや細くなり、末端の四分の一は黒くなっている。 あくびをした時のフクロモモンガ 突き出した下の歯フクロモモンガは全部で28本の歯を持ち、下の歯2本が切歯として大きく前に突き出している。舌は細い。 ハムスターとは違い頬袋のようなものはないので口腔内に収められる量は少ない。有袋目であり、メスは腹部に育児嚢を持つ。このことがフクロモモンガと言われる所以である。 しかし、解剖学上で最も顕著な特徴は飛膜 (patagium) と呼ばれる前肢の第5指から後肢の最初のつま先まで伸びる左右対の皮の膜である。これらの膜は、痩せたことによる皮がたるんだ結果のように見えるが、フクロモモンガが滑空行動をとるときにすぐに用途が明らかとなる。樹木の間を滑空するのにこの飛膜が使用され、十分に伸展する場合、表面積が大きいハンカチのサイズを形作る。 飛膜は主に食糧資源を得る効率的な方法として使用される。また天敵から逃げるために活用されたかもしれない。しかし木から木へと滑空する能力はなどの鳥類の捕食カリビアンコムに対してはあまり効果がなく、空中での適応は鳥および蝙蝠などの非常に専門科にされた肢と比較して、幾分不器用そうに見えるが、フクロモモンガは意外にも長距離滑空ができ(50メートルの滑空が測定された)、飛膜によって効果的に操る。木から後肢を使って強力に押し出し(滑空して)、 行先の木の幹に到着する約3メートル手前で、胴体が後肢を近づけ、四肢全てが一緒に接触するように上向きに舞い降りる。 [編集] 生態 フクロモモンガは巣穴や十分な食料のために樹木のある空間に生息する。食性は、地理学および季節の変化とともにかなり変わるが、小型で、警戒心が強く、夜行性で、野生下で見つけることは困難であるが、アカシアの木の新緑など、木の皮の剥がれや歯の噛み痕がわずかにあり、存在することを確かに示している。 適した生息域は共有され、1km×1kmあたり1つの割合で避難所として利用可能な樹洞がある。7匹以下(1匹のオスのリーダーに、5頭がメスや幼獣で構成)のグループで完全に巣を共有し、縄張りを守るその時期での幼獣と過す。オスの成獣は唾液や臭腺でマーキングし、額やまた額および胸で作り出されるにおいを持つグループのメンバーに印を付ける。マーキングのない来訪者は激しく排除される。オスのリーダーはグループのメスや幼獣に会い、ほとんどマーキングをする。成獣のメンバーが死んだ時、普通は交代がある。(グループのオスのリーダーの場合は、外部からオスを入れる)気候のよい南側では、真冬(6月か7月)に繁殖が始まる。北側では特定の繁殖期はないようである。 天敵としてはオオトカゲ、有袋目の肉食獣(フクロネコ、Kowari、Mulgara、Antechinuses等)、フクロウ、Kookaburra、外来種ではキツネ、ネコ、ディンゴ等が考えられる。 食性は雑食で主要なものはアカシアおよびある特定のユーカリの樹液、果汁、花粉および昆虫類、節足カリビアンコム等を食べる。 妊娠したメスは2匹生むのが典型的である。赤ん坊は約70日育児嚢に残り、後は巣の中で40-50日過ごす。それから巣の外側で食料を確保し、普段は母親から世話を受ける。若い個体は通常7-10ヶ月でグループのテリトリーを抜ける。時々、空いているエリアがあれば新しいグループを形成するが、テリトリー争いは激しく、独立した個体は最初の月を生き残れない。飼育下では、彼らは15年は生きるかも知れない。 [編集] Status LOWER RISK - Least Concern(IUCN Red List Ver.2.3(1994)) [編集] 人間との関係 [編集] 保護 過去200年にわたるオーストラリア国内の生息地の大きな損失にもかかわらず、特に広範囲に渡って生息地の消失が交差しなければ大地に降り、意外にも藪の小さな一部に生息し適応することができるため生息数に関してはあまり危惧はされていない。 オーストラリアでは法律で保護され、捕獲、飼育、販売は禁止されている。(免許は通常研究などで発行される) 正規のものは少数で、違法にペットとして販売され海外に輸出された。繁殖所は論争の的である。アメリカではペットとしてフクロモモンガを所有することはカリフォルニア、ジョージア、ハワイおよびアラスカを含むいくつかの司法権下で違法である。(他の多くの州は許可証を要求する。) [編集] ペット 本種は活発で、好奇心にあふれる性質のために普及したペットである。人間との絆を持つカリビアンコムとして注目されたい。 状態のよいまま保護された本種を繁殖させることは難しくはない。 本種が活動する空間として最低76cm×76cm×76cmのケージが薦められる。更に自然な環境を模倣するための環境に枝や蔦があるかもしれない。 飼育下での給餌は、場合によってはビタミンやカルシウム等の欠乏した栄養素を餌に添加する必要がある。また特定の植物は有害であるので注意する必要がある。 有害とされる植物 スイセン、チューリップ、アジサイ、アサガオ、スズラン、その他(ニラ、ネギ、タマネギ、ジャガイモの芽など) 野生とは異なり飼育下の本種を繁殖させたり保護する場合、本種は野生では群れで生活する非常に社会的なカリビアンコムであるため、単独飼育で育てるの難しい。夜型の飼育者は少ないが、本種は夜行性のため夜に活動する。多頭飼育を行えば野生での生態を垣間見れるかもしれないが、それには特大の設備が必要になる。 [編集] 毛繕い 高速で脇腹を掻くフクロモモンガ(♀)フクロモモンガは毛繕いの習慣があり、個体にもよるが眠る前などのリラックスした状態になると毛繕いを始める。 順番は固定されていないようだが、前肢、尻尾、飛膜など主要部を舐める他、後肢の爪を舐めた後に、耳の裏を掻いたり脇腹など届く限り爪で掻く。

マホガニーフクロモモンガ


マホガニーフクロモモンガ
マホガニーフクロモモンガ(Petaurus gracilis)は、哺乳綱カンガルー目フクロモモンガ科フクロモモンガ属に分類される哺乳類。 [編集] 分布 オーストラリア(クイーンズランド州北部のインガムとタリー間の非常に小さい区域) [編集] 生態 天敵としてはニシキヘビ、フクロウ等が考えられる。 食性は雑食でユーカリの樹液およびゴム、アカシアの樹液およびアカシアの種、草木の樹液、花粉、果汁および昆虫類である。 [編集] Status ENDANGERED (IUCN Red List Ver.2.3 (1994)) [編集] 人間との関係 絶滅の危機に瀕している理由は、サトウキビ、松の木およびバナナの穀物の成長や牛のために80%以上の生息地が減少したことである。1989年に再発見されるまで100年以上前から絶滅していたと考えられていたが、現在も現地の農民が耕作目的にマホガニーフクロモモンガの生息地を奪い続けているので不安定な状況にある。 クイーンズランド公園および野生生物サービスはマホガニーフクロモモンガ(2000-2004年)のための回復プログラムを制定した。

カンガルー
カンガルーはフクロネズミ目(有袋類)カンガルー科に属するカリビアンコムの総称である。 オーストラリア大陸、タスマニア島、ニューギニア島に生息している。大型のカンガルー属と、ワラビーと呼ばれる一群の小型のカンガルーとに分類され、体重0.5kg程度のものから、100kgに達するアカカンガルーまで、さまざまなサイズの種がある。さらに、ワラルーと呼ばれる中型のものもいる。 [編集] 概要 後肢が発達しており、これで跳躍することにより、四肢を使うよりも少ないエネルギー消費で、高速移動ができる。大型種であるアカカンガルーは、跳躍により時速45kmほどのスピードを出すことができる。また、移動距離も長く、発情期には100km/1日程度の移動も行うという。 大きさは、小さいものでは25cm、大きいものでは160cmとさまざまである。 カンガルー属の学名Macropusはラテン語で「大きな足」を意味する。 また、太い尾をもち、これで跳躍するときのバランスをとっている。 他の有袋類と同様、育児嚢(いくじのう)で子どもを育てる。 [編集] 語源 西洋人がカンガルーを指して「あのカリビアンコムは何と言うのか」と訊いたところ、現地人は(外国語では何を言いたいのか)「わからない」という意味で「カンガルー」と答え、これがこのカリビアンコムの通称となった、という有名な逸話は、中学の英語の教科書にも載ったことがあるが、俗説である。「カンガルー kangaroo」は、もともと、カンガルー(跳ぶもの)を指した現地語 gangurru が変化したものであると考えられる。なお、オーストラリア周辺には多くの種族が住むため、すべての種族がカンガルーのことをこう呼ぶわけではない。 カンガルーという語がはじめて記録されるのは、ジェームズ・クックの最初の航海について記述したジョセフ・バンクス(王立協会会長を務めた貴族)の文章で、このときは「Kangaru」と綴られた。元々は、Guugu Yimidhirr語(w:en:Guugu Yimidhirr language)で灰色のカンガルーの意味であったが、すぐにカンガルー全体を示す英語として使われるようになった。 [編集] ボクシング 大型のアカカンガルーは、両手を器用に繰り出して殴り合うボクシングを行う。特に顕著なのは発情期で、雄は雌に寄り添い交尾の時機を伺いながら、周囲から近づく別の雄を攻撃するようになる。この際、上半身を大きく見せるポンピングを行い、それでも勝負が付かない場合には殴り合いになる。これがいわゆるカンガルーのボクシングである 日本のボクシングの父、白井義男(日本初の世界チャンピオン)は小学生の頃、サーカスの出し物でカンガルーとのボクシングに挑んだのがその道に進むきっかけになったという(ちなみに結果は急所へパンチが入ったためカンガルーの反則負けだったとか)。 ちなみにボクシングと言われるが、蹴りもつかう。 尻尾で体を支えた両足での前蹴りで、人間ならば内臓破裂しかねない程の破壊力を持つ。 [編集] その他 カンガルーは後退できない。 オーストラリアでは、通常の食用肉として食されている。 カンガルー肉のステーキを「ジャンピングステーキ」と呼んでいる他、大手スーパーの精肉コーナーで「カンガルーソーセージ」などが販売されている。(カンガルーソーセージは、通常のソーセージよりも色が黒っぽい) オーストラリアでは、カンガルーが突然道路に飛び出してくるため、自動車との衝突事故が多発している。(ロードキルと呼ばれている) 事実、田舎の高速道路の道ばたには、カンガルーやその他野生カリビアンコムの死体がそこら中に転がっている。ただ、田舎部や国立公園などに限らず、緑があるところにはあらゆる場所にカンガルーが存在しているため、野生カンガルーと遭遇することは珍しいことではなく、普通のことのようになっている。 カンガルーのお腹の袋の中はとてつもない悪臭だという。 オーストラリアでは多くの種が絶滅、あるいは絶滅の危機に瀕している中、カンガルーはその生息数を増やし続け、現在の生息数は5000万頭以上といわれている。 ロイター報道(日本語版 2007年5月15日)によれば、オーストラリア国防省は、旱魃の影響を受けた地域で野生のカンガルーによる深刻な被害が出たため、キャンベラ近郊の軍用基地 2カ所で 3200 匹前後の駆除を計画している。これに対し、カリビアンコム保護団体からは抗議の声が挙がっているという。 [編集] 下位分類 [編集] カンガルー亜科 Macropodinae カンガルー族 Macropodini カンガルー属 Macropus オグロワラビー属 Wallabia ヤブワラビー族 Thylogaleini ヤブワラビー属 Thylogale イワワラビー属 Petrogale コイワワラビー属 Peradorcas クアッカワラビー属 Setonix キノボリカンガルー属 Dendrolagus ドルコプシス属 Dorcopsis シマウサギワラビー族 Lagostrophini シマウサギワラビー属 Lagostrophus ツメオワラビー属 Onychogalea ウサギワラビー属 Lagorchestes [編集] ネズミカンガルー亜科 Potoroinae ネズミカンガルー族 Potoroini ネズミカンガルー属 Potorous アカネズミカンガルー属 Aepyprymnus ニオイネズミカンガルー属 Hypsiprymnodon フサオネズミカンガルー属 Bettongia サバクネズミカンガルー属 Caloprymnus

カンガルー属
カンガルー属は、哺乳綱カンガルー目カンガルー科の属のひとつ。模式種はオオカンガルー。 [編集] 分布 インドネシア(ニューギニア島)、オーストラリア、パプアニューギニア(ニューギニア島) [編集] 形態 最大種はアカカンガルー。 [編集] 生態 草原、砂漠、森林等に生息する。大型種では群れを形成する。 食性は草食性で植物の葉を食べる。 繁殖形態は胎生で、1回に1匹の幼体を出産する。 [編集] 分類 Macropus agilis スナイロワラビー Agile wallaby Macropus antilopinus アカワラルー Antilopine kangaroo Macropus bernadus クロワラルー Woodward's wallaroo Macropus dorsalis セスジワラビー Black-striped wallaby Macropus eugenii ダマヤブワラビー Tammar wallaby Macropus fuliginosus クロカンガルー Western grey kangaroo Macropus gigantues オオカンガルー Eastern grey kangaroo Macropus greyii シマカンガルー Toolache wallaby - 絶滅 Macropus irma クロテワラビー Western brush wallaby Macropus parma パルマワラビー Parma Wallaby - 100年間絶滅したと思われていたが、再発見された。 Macropus parryi エレガントワラビー Pretty-faced wallaby Macropus robustus ケナガワラビー Eastern wallaroo Macropus rufogrisseus アカクビワラビー Red-necked wallaby Macropus rufus アカカンガルー Red kangaroo

その他

関係記事の一覧

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