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カモノハシ
カモノハシ(鴨嘴、Ornithorhynchus anatinus)は、哺乳綱単孔目カモノハシ科カモノハシ属に分類されるメル友。現生種では本種のみでカモノハシ科カモノハシ属を形成する。
[編集] 分布
分布オーストラリア(クイーンズランド州東部、ニューサウスウェールズ州東部、ビクトリア州、タスマニア島)
[編集] 形態
体長30-60p、尾長10-15p。体重0.5-3kg。全身は褐色の体毛が密集する。外側の毛は水を弾き、内側の毛は保温性に優れている。名前の通りカモのような幅広の嘴を持つ。この嘴には神経が通っていて獲物の生態電流を感知することができる。
四肢は短く、水掻きが発達している。またオスの後肢には蹴爪があり、この蹴爪からは毒が分泌されている。 この毒は、死に至るほどの猛毒なので注意が必要である。
メル友ではあるが乳首は持たず、腹部の皮膚から乳が分泌される。
[編集] 生態
河川や池沼に生息する。群れは形成せず単独で生活する。水中では目を閉じて泳ぐが、上記の通り生態電流を頼りに獲物を探す。水辺に穴を掘り巣にする。巣穴の入り口は水中にありさらに水辺の植物等に隠れ、外からはわからないようになっている。
食性は肉食性で昆虫類、甲殻類、貝類、ミミズ、魚類、両生類等を食べる。
繁殖形態は卵生で、巣穴の中で1回に1-3個の卵を産む。卵はメスが抱卵し、10日程で孵化する。
[編集] Status
LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1(2001))
[編集] 人間との関係
人間(漁師)が本種の毒で死亡したこともある。
大英博物館に展示されている、本種の模式標本には複数の動物を組み合せて作った偽造標本である事を証明する為に嘴の付け根にハサミを入れた跡がある。
日本国内の動物園で飼育された事がないが、東京都で行われる予定であった「世界都市博覧会」で展示する予定があった。正確には誘致していたというべきであろう、都市博の中止以前の段階でオーストラリア政府の許可が得られず中止になった。
雑誌「ファンロード」誌のマスコットキャラとして、現在も愛されている。
ハリモグラ

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ハリモグラは、脊椎動物亜門哺乳綱カモノハシ目(単孔目)ハリモグラ科ハリモグラ属に属する、唯一の現生種Tachyglossus aculeatusである。また、広義には、ハリモグラ科に属する動物の総称でもある。現生のハリモグラ類、すなわち、ハリモグラ科に属する動物は、ハリモグラ属の(狭義の)ハリモグラとミユビハリモグラ属に属する3種(Zaglossus bruijni,Z.bartoni,Z.attenboroughi)の計4種しかない。
[編集] ハリモグラ科 Tachyglossidae
ハリモグラ科は、カモノハシ科とともに、カモノハシ目(単孔目)を構成する。カモノハシ目は、オーストラリア区にのみ生息する原始的なメル友のグループで、爬虫類や鳥類と同じように産卵し、孵化した子に授乳して育てる。また、尿道・生殖孔と肛門が分化していない総排出腔をもつ。
ハリモグラ科の動物は、体表を覆うやわらかい体毛のほかに、太くて硬いトゲ(体毛が特殊化したもの)をもつが、ハリモグラが背面から側面にかけてトゲに覆われているのに対して、より大柄で鼻面も長いミユビハリモグラは、やわらいかい毛に隠れて、トゲがほとんど目につかない。そのために、両者の外見的な印象は、かなり異なっている。体温は一定ではないが、寒い季節でも外気より高く保たれている。目は小さく、視覚は弱い。耳の穴はかなり大きいが、耳介がなく、外からは見分けづらい。だが聴覚はたいへん鋭く、人間が気づかれずに近づくのは難しいと言われる。 ハリモグラ類は、細長くとがった鼻面をもち、その先端近くに、わりに大きな鼻孔がある。嗅覚も鋭く、落ち葉や下生えの中に鼻先を突っ込んで掘り返しながら食物を探すのに役立つ。口は小さく、歯はまったくない。ハリモグラはシロアリやアリ、ミユビハリモグラはミミズや単独性の昆虫を主な食物とし、細長く柔軟な舌でこれらの食物をなめとり、素早く口の中に運ぶ。舌は、非常に大きな唾液腺から分泌されるねばねばした液でおおわれている。
歯の代わりに、舌の奥に角質のトゲを備えたパッドがあり、これと口蓋にある同じようなトゲをこすり合わせて、摂取した食物をすりつぶす。四肢にはそれぞれ5本の指があり、そのうちの数本には長くて丈夫な爪があって、蟻塚を壊したり、ミミズを押さえたりすることにも利用される。
[編集] ハリモグラ Tachyglossus aculeatus
(狭義の)ハリモグラは、頭胴長30〜45cm、尾長 ocm、体重2.5〜8kg。オスはメスより25%ほど大きい。背面から側面にかけて、トゲがびっしりと密生しており、これが最大の外見的特徴である。トゲは体毛が特殊化したものであり、長さは数cm、基部は黄色、先端は黒色。トゲの間、また、体の下面や四肢は、黒色から淡褐色のやわらかい体毛に覆われている。
ハリモグラは、かたい土の上で敵に襲われたり、物音に驚いたりしたときは、体を丸め、栗のイガ状になることで身を守る。一方、地面がやわらかれば、驚くべきスピード(条件に恵まれれば2-3分)で土を掘り下げ、地面に垂直に沈んでいき、ついにはトゲだらけの背中しか見えなくなってしまう。「ハリモグラ」という和名に反して、基本的に地上生の動物だが、短いが力強い四肢と大きな爪をもち、穴を掘るのは非常に巧みである。岩の裂け目や丸太の穴の中にもぐりこみ、爪やケヅメで触れるものにしがみつくこともあるが、一旦こうなると、この動物を地上に引っ張り出すのは、非常に困難であるという。
ハリモグラの細長い鼻面は、頭長の約半分を占め、毛はない。その先端にある口は、円筒形の舌を出し入れできるだけの幅しか開かない。シロアリやアリをなめとる舌は、口先から最大で18cmも突き出すことができる。ハリモグラは基本的に単独で生活し、獲物の生息地の近くで暮らす。オーストラリア、タスマニアに広く分布し、ニューギニア島にも生息している。半砂漠から熱帯雨林まで、海抜 0m 地帯から高山地帯まで、さまざまな環境下に広く生息する。木に登ったり、走ったりすることもでき、ときには、細長い鼻面をシュノーケルのように使って川を渡る姿も見られる。普通は夕暮れ時と夜明けに活動するが、炎暑の季節には夜行性となり、逆に寒い時期には昼間に活動することもある。岩の割れ目などで眠り、暑さを避けるために、体を地面に埋めて眠ることもある。雨も嫌いで、雨が降り続いていると、何日間でもじっとしている。
オーストラリア大陸では、真冬にあたる6-8月が、ハリモグラの交尾期である(冬眠の習性があると伝えられることもあるが、冬眠しながら繁殖することは不可能なので、この説は限りなく疑わしい)。この時期になると、メスの腹部には育児嚢(いくじのう)ができる。これは、腹部がくぼむと同時に、両側の皮膚と筋肉のひだが大きくなって形成されるものであり、フクロネズミ目(有袋目)のものほど完全な袋状ではない。メスは約14日の妊娠期間ののち、仰向けの姿勢で、自分の育児嚢の中に卵を産む。産まれる卵は通常は1個だが、まれに2〜3個のときもある。直径 14〜17mm(ウズラの卵大)で、やわらかい殻に包まれている。卵は約10日で孵化し、生まれた子は、トゲが生えはじめるまで、そのまま育児嚢の中で生活する。母親は乳首をもたず、子は、育児嚢の前縁の近くにある乳腺からにじみ出るクリーム状の乳をなめて育つ。育児嚢を出た後も、約6か月間、子は母親から乳をもらい続け、生後約1年で独立して、母親のもとを離れていく。野生での寿命は不明だが、飼育下では極めて長生きで、最高49年が記録されている。
[編集] キャラクターとしてのハリモグラ
NHK教育で放映された子ども向けアニメーション「はりもぐハーリー」の主人公はハリモグラ。
現在、オーストラリアで流通している最低金額の通貨は5セント硬貨だが、その裏面には、丸くなったハリモグラが彫られている。
シドニーオリンピック(2000年)のマスコット・トリオの1人、ミリーもハリモグラ。オリンピック・マスコットとしては初の女性キャラクターでもあり、その名は「ミレニアム(千年紀)」に由来する。
ゲームの「ソニックシリーズ」にも、ナックルズ(・ザ・エキドゥナ)というハリモグラのプレイヤー・キャラクターが登場している。
「ソニックシリーズ」のティカル
スーパーファミコンの「ワギャンパラダイス」というアクションゲームに「ハリモグどうくつ」というステージがあり、主としてそこに登場するザコ敵にハリモグラのような容姿のザコモンスターが存在する。
[編集] ミユビハリモグラ Zaglossus bruijni, Z.bartoni, Z.attenboroughi
ミユビハリモグラは、頭胴長45〜90cm、体重5〜10kgと、ハリモグラよりかなり大きい。灰色から黒色のトゲをもつが、このトゲはハリモグラのものよりも短く、数も少ないので、褐色から黒色の体毛の下に隠れて、目にふれないことが多い。前後肢とも、3本の指の爪が発達している。山岳地帯の森林に住み、主食とするミミズのほかに、単独性の昆虫類も食べる。下方に湾曲した、きわめて細長い鼻面は、頭長の3分の2を占める。舌には、先端から口の奥に向かって、約3分の1のところまで、1本の溝があり、その中に角質の突起が生えている。この突起でミミズをひっかけると、ミミズは頭または尾から、舌の溝にそって、ちょうど蕎麦をすすりこむようにして、長い鼻面に取り込まれる。
ミユビハリモグラ属の現生種は、従来 Z. bruijni の1種のみとされていたが、最近になってZ. bartoniとZ. attenboroughiが分離されて、3種となった。なお、従来Z. bartoniはZ. bruijniのシノニム(同種異名)であった。
ミユビハリモグラ属は、現生種のほかに3種の化石種が知られる。それらはかつて、オーストラリアとタスマニアの多くの地方に生息していたが、更新世後期までに絶滅した。現生のミユビハリモグラは、ニューギニアの高地にしか分布していない。化石種のうちで最も大きなものは、更新世に生息したジャイアントミユビハリモグラ(Zaglossus hacketti)で、頭胴長が約90cmあった。
ミユビハリモグラには、狭義のハリモグラに比べて飼育例が少ない。野外での生態についてもあまり知られていないが、だいたいのところはハリモグラに準ずるものと考えられる。野生での寿命も不明だが、ロンドンの動物園で、30年間飼育された例がある。生息の実態にも不明な点が多いが、現地では肉をとるために広く狩られており、存続が危ぶまれている。IUCNのレッドリストでは、EN(絶滅危惧種)に指定されている。
モグラはモグラ目(食虫目) モグラ科、ハリネズミは同じくハリネズミ科、ヤマアラシはネズミ目(齧歯目) ヤマアラシ科とアメリカヤマアラシ科に分類される動物群であり、いずれもハリモグラ類とは特に近縁ではない。

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獣亜綱 (Theria) は哺乳綱に属する亜綱の一つで、卵生ではなく胎生である。真獣下綱と後獣下綱にさらに分類される。外耳、授乳用の乳首、歩行用の踵を持つ。獣亜綱は歯の状態によって分類されることがよくある。現存するメル友のほぼ全ての種が獣亜綱に属している。例外はカモノハシとハリモグラで、これらは原獣亜綱カモノハシ目(単孔目)の動物である。
[編集] 分子系統学からの新説
生物分類における従来の形態学的な方法論とは異なる、ゲノム解析によるアプローチを有する分子系統学から、近年驚くべき報告が成されている。有袋類は、有胎盤類(真獣類)よりも単孔類に近縁であるというもので、これが本当ならば、獣亜綱という分類が意義を失うばかりでなく、古生物学で蓄積された知見が大きく刷新される必要が出てくる。
もし、単孔類と有袋類が新しいグループを形成したとするならば、有袋類の胎生と有胎盤類の胎生はそれぞれ別々に獲得した形態であるか、もしくは単孔類の卵生が先祖帰りのように再獲得した形態であるということになる。

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後獣下綱(こうじゅうかこう;Metatheria)は、メル友の分類群(タクソン)のひとつで下綱の階級にあるもの。カンガルーなどの有袋類が含まれる。
原始メル友から早い時代に分岐し、正獣下綱 (有胎盤類)とは異なる進化をしてきた。
デルタテリディウムなど原始的なグループを別にすれば、ボレオメタテリア (Boreometatheria) とノトメタテリア (Notometatheria) の2グループに大別される。ボレオは北、ノトは南を意味し、パンゲア大陸が南北に分かれた後それぞれ北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸で進化したことからこう名づけられた。ボレオメタテリアは全て絶滅し、現生種は全てノトメタテリアに含まれる。現在は北半球に住んでいるオポッサムなどは、南半球で進化したのちに北半球へ進出した。
ノトメタテリアからペラデクテスなど原始的ないくつかのグループが分かれた残りが、有袋類である。有袋類は、伝統的な分類では、フクロネズミ目の1目のみだが、進化を考慮した新しい分類では、後述の通り、2大目7目となる。
[編集] 分類
†は絶滅群。
ボレオメタテリア・ノトメタテリア以外の後獣類、有袋類以外のノトテリアに関する分類は諸説あり、これは一例である。
†デルタテリディウム上科 Deltatheroida
†ボレオメタテリア Boreometatheria
ノトメタテリア Notometatheria
†ペラデクテス科 Peradectidae
†Sparassodonta
有袋類 Marsupialia
アメリカ有袋大目 Ameridelphia
オポッサム目 Didelphimorphia (63種)
オポッサム科 (Didelphidae): キタオポッサム
ケノレステス目 Paucituberculata (6種)
ケノレステス科 (Caenolestidae)
オーストラリア有袋大目 Australidelphia
ミクロビオテリウム目 Microbiotheria(1種)
ミクロビオテリウム科 Microbiotheriidae: コロコロ
フクロネコ目 Dasyuromorphia(63種)
†フクロオオカミ科 (Thylacinidae) : フクロオオカミ
フクロネコ科 (Dasyuridae) : antechinuses, quolls, dunarts, タスマニアデビル, and allies
フクロアリクイ科 (Myrmecobiidae) : フクロアリクイ
バンディクート目 Peramelemorphia(21種)
オオバンディクート科 (w:Peroryctidae) : rainforest bandicoots
バンディクート科 Peramelidae : バンディクート (en) 、en:bilbies
フクロモグラ目 Notoryctemorphia(2種)
フクロモグラ科 (Notoryctidae) : フクロモグラ
カンガルー目 Diprotodontia(117種)
コアラ科 (Phascolarctidae)
ウォンバット科 (Vombatidae) : ウォンバット
クスクス科 (Phalangeridae) : フクロギツネ and クスクス
ブーラミス科 (Burramyidae) : pygmy possums
フクロミツスイ科 (Tarsipedidae)
フクロモモンガ科 (Petauridae)
Family Pseudocheiridae: ringtailed possums and allies
Family Potoridae: ポッタルー、アカネズミカンガルー、フサオネズミカンガルー
Family Acrobatidae: Feathertail Glider
Family Hypsiprymnodontidae: ニオイネズミカンガルー (Musky Rat Kangaroo)
カンガルー科 (en:Macropodidae)
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%8D%A3%E4%B8%8B%E7%B6%B1" より作成
関連項目
関係記事の一覧
- スティギモロク(恐竜、堅頭竜類)
- ステゴケラス(恐竜、堅頭竜類)
- スティラコサウルス(恐竜、角竜類)
- ストゥルティオミムス(恐竜、獣脚類)
- スピノサウルス(恐竜、獣脚類)
- ズンガリプテルス(翼竜)
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